「兵庫経協」2026新年号

新 年 の ご 挨 拶 明けましておめでとうございます。 本年が希望に満ちた素晴らしい年になりますよう心からお祈り申し上げます。 神戸商工会議所では、昨年秋に議員改選を行い、私が引き続き会頭に選任され、2期目の新体制 をスタートいたしました。今年は、次の3つの分野に重点を置き、活動を進めてまいります。 一つ目は「中小企業の活力強化」です。 中小企業が元気でなければ、地域経済の活性化はありえません。物価高や人手不足で困窮する 中小企業の経営を下支えするため、資金繰り支援などの経営相談をはじめ、価格転嫁や取引適正 化の推進、事業承継・再生を含めた総合的な経営サポート事業に注力します。 また、新たな挑戦や変革に取り組む企業をサポートすべく、ビジネスマッチングの機会提供や オープンファクトリーの活性化に力を入れ、地元企業の販路拡大や魅力発信、人材確保の支援に 努めます。 二つ目は「地域経済の活力強化」です。 神戸空港の国際化を最大のチャンスと捉え、国内外からの神戸への来訪、滞在を促進し、交流 人口を拡大することが重要です。 神戸独自の観光コンテンツと、神戸以西の地域の魅力をあわせて発信し、広域周遊型の誘客促 進に取り組むとともに、大阪・関西万博を契機に繋がりを深めた神戸空港就航都市との交流を継 続・進化させ、販路拡大や企業間連携の促進に努めます。地域への経済波及効果の高いMICEの 推進にも取り組んでまいります。 また、地域経済全体を底上げする上では、新産業育成やイノベーション創出も重要なテーマです。 その代表格となる医療産業都市においては、バイオや脱炭素など新分野の強みも活かし、産官 学連携のもと、特色ある企業を誘致・育成します。あわせて、スタートアップを創出し、地元企 業との共創に向けた活動を強化していくとともに、デジタル化やAI活用の支援にも注力してまい ります。 三つ目は、これらの取り組みを実行し、さらに将来の成長に繋げていくための「一歩先んじた 政策提言」です。 商工会議所の会員企業の声を集結し、将来の神戸経済にとって必要な取り組みや都市機能は何 かを真摯に考え、政策提言活動を実行してまいります。 神戸商工会議所は、3年後の2028年10月に創立150年を迎えます。 この大きな節目を意識し、「まちの魅力と経済を一段高みへ、その強い思いで行動を」を新たな スローガンに掲げ、商工会議所活動に全力で取り組んでまいります。 本年も皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 神戸商工会議所 会頭 川 崎 博 也 まちの魅力と経済を一段高みへ その強い思いで行動を 6 兵庫経協 2026年新年号

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