今年も春季労使交渉が始まりました。今年の春季労使交渉は、イラン情勢や米国追加関税の動向に より、国際情勢は不確実性が高まっており、予見可能性が非常に低下している中で2023年より顕著と なった賃金引上げの流れを定着させることができるかが注目されます。 兵庫県政労使会議 2月3日に兵庫県庁において、兵庫県知事、兵庫労働局長、連合兵庫、当協会を含む経済4団体が意見交換 を行いました。 この政労使会議において、当協会の成松会長は使用者団体の代表として、デマンドプル型インフレへの 移行と構造的賃金引上げによる成長と分配の好循環を実現するためには、適正な価格転嫁と販売価格アッ プ受入れの社会規範化、労働者不足への対応として、外国人労働者を始めとした各種人材の活用、適正な 労働時間の管理などが必要と発言しました。 今年も政労使会議において共同メッセージを発表し、物価 上昇を上回る賃上げの定着や価格転嫁にオール兵庫で取り組 むことを政労使で改めて確認しました。 「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」2026年版 今年の経団連 経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)は、2023年を「起点」とし、24年は「加速」、 25年は「定着」とした賃金引き上げの力強いモメンタム(勢い)について、26年の春季労使交渉で、「さら なる定着」を図るとの決意を表明しています。 「さらなる定着」の実現には生産性の改善・向上による安定的な賃金引き上げ原資の確保が不可欠だと強 労働政策ニュース ~2026年春季労使交渉に臨む兵庫経協のスタンス~ 特 集 1 兵庫経協 2026年春号
RkJQdWJsaXNoZXIy Mjc4NTQzNg==